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カエルのオスを卵を産むメスに変える除草剤

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ヨーロッパは20年前に禁止!

「水道水に含まれるある化学物質が、オスのカエルを卵を産むメスに変えてしまう。そして同じことが、男の子たちにも起きている。EPA(アメリカ環境保護庁)は『安全』と言ってるけど、ヨーロッパは20年前に禁止した。」

アトラジンという除草剤が、

  • アメリカのトウモロコシ畑で毎年8500万ポンド(約3万8500トン)使われていて、今も水道水に残っている。
  • 科学的研究で、人間のホルモンを乱すレベルで検出されている。
  • アメリカでは水道水で最大3ppb(parts per billion:10億分の3)までOKとされているが、ヨーロッパは0ppb(検出されないレベル)で禁止。

研究で示唆・関連が指摘されているもの

  • カエルの性転換・化学去勢:0.1ppbという極めて低い濃度で、オスのカエルが完全にメス化したり、両性具有になったりする(Hayesらの2002年・2010年の有名な研究)。
  • 男性の精子減少・不妊:精子数が最大50%減ったり、精巣が小さくなったりする(人間や動物で関連が報告)。
  • がんのリスク:前立腺がん、乳がん、卵巣がん、リンパ腫、白血病などの「可能性のある発がん性」(IARC=国際がん研究機関が2025年に「ヒトに対して発がん性がある可能性が高い(Group 2A)」と分類)。
  • 出生異常:早産、低出生体重、生殖器の奇形、脳の異常など(いくつかの研究で関連)。
  • ホルモン大混乱:エストロゲン(女性ホルモン)をまねて、テストステロン(男性ホルモン)を激減させる → 思春期の遅れなど。
  • 脳への影響:農作業者のパーキンソン病、認知低下、不安など(一部の研究で指摘)。
  • 肥満・糖尿病:胎児期にさらされると、大人になって肥満やインスリン抵抗性が高まる可能性。

アメリカ vs ヨーロッパの違い

ヨーロッパ:2004年頃からEUで使用禁止(地下水汚染が防げないため)。許容値はほぼ0ppb

アメリカ:今も広く使われ、水道水の法定上限3ppb(EPA基準)。
     ただし、2025-2026年現在も再評価中で、環境団体から「禁止すべき」との訴えが続いている。

最後の呼びかけ

「安いトウモロコシのために、息子たちの将来の男らしさが犠牲になっている。水を浄水器で濾過しよう。無農薬・除草剤不使用食品を買おう。禁止を叫ぼう!」

日本でのアトラジン(除草剤)の規制状況は?

2026年3月現在、以下のようになっています。欧米(特にEU)と比べて使用が認められているのが特徴です。

農薬としての登録・使用状況

アトラジンは日本で登録農薬として有効成分が認められており、現在も市販・使用可能です。

主な商品例:シンジェンタジャパン社の「ゲザプリムフロアブル」(アトラジン45.0%含有)など。
適用作物:主にとうもろこし(は種後や2〜4葉期に使用可能)。一部の雑穀、野菜、飼料作物、芝などにも適用あり。

残留基準(食品衛生法)

食品中の残留農薬基準が設定されており、輸入食品や国内産品で検査対象。
例:小麦:0.3 ppm
ミネラルウォーター類:0.002 ppm(非常に厳しい)

ポジティブリスト制度のもとで管理されており、基準を超えると販売・輸入禁止になりますが、アトラジン自体は基準値内で使用可能です。

環境・化学物質規制化審法

(化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律):第1種指定化学物質に該当(人や生態系への有害性があり、環境中に広く継続的に存在すると認められる)。これは監視・報告義務がかかる分類で、使用禁止とは異なります。

過去に水質基準や地下水汚染の観点で議論されたことがありますが、EUのような全面禁止には至っていません。
職場や産業衛生では、日本産業衛生学会の許容濃度(OEL-M: 2 mg/m³)が設定されています。

EU・米国との比較(参考)EU:2003〜2004年に地下水汚染などの理由で全面禁止(0 ppb)。
米国:EPAが使用を認め、水道水の上限3 ppb(ただし環境団体から再評価・禁止の動きあり)。
日本:EUより緩やかで、米国に近い立場。使用継続中ですが、輸入食品の残留検査は厳しく行われています。

日本で有名なラウンドアップなど撒かれて強制枯れした畑や土手、もう結構見慣れた風景になってしまっています。野菜の表面に付着した農薬は重曹やホタテパウダーなどが有名です。

それでも良くて70%で30%は残留することになります。

ところが、除草剤は野菜など植物が地中から吸収してしまう、これを落とす有効な方法はありません。

コロナ禍を起点として、薬害に多くの人が気付くようになりましたが、身近に、もっともっと危険なものがあることを、そしてそれに対処することを私たちは学ばなければなりません。

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